恐らくMagicode初のマイクラ関連投稿です。
本記事は統合版マイクラを前提としています。
fillコマンドは指定した範囲をブロックで埋めるマイクラのコマンドです。
/fill <from:x y z> <to: x y z> <tileName:Block> <blockStates:blockstates>
指定できる範囲には上限があり
32 ^ 3 = 32768 ブロック
までとなっています。
これは実際に埋められたブロック数(replaceの対象など)ではなく
対象となる範囲全体のブロック数です。
32768ブロック以上の範囲を指定するとエラーになります。
広範囲を一度にfillすることはできないため、
fillの対象となる範囲を分割、32768ブロック以下になるようにします。
開始座標より終了座標が大きくなるようにします。
生成したfillコマンドを1つ1つコピペして実行するのは大変なので
ビヘイビアーパックのfunctionにします。
構成
ビヘイビアーパック/ ←任意の名前
├ manifest.json
└ functions/
└ fillcommand.mcfunction ←任意の名前.mcfunction
manifest.jsonは生成サイトを利用するのが楽です。
テキストファイルに作成したfillコマンドを貼り付け
拡張子を.mcfunction
にします。
ビヘイビアーパックフォルダごとzipに圧縮します。
zipファイルの拡張子を.mcpack
に書き換えるとマイクラのアイコンになります。
クリックすると自動でマイクラにインポートされます。
適当なワールドを選択または作成し、
設定画面のビヘイビアーパックから
作成したパックを選択します。
ワールドに入り、コマンドに
/function
と入力すると作成したmcfunctionが選択できます。
実行するとmcfunctionに記述されたコマンドが一度に実行されます。
コマンドの数やマシンスペックによっては重くなるのでご注意ください。
functionの公式ドキュメントはこちら
https://docs.microsoft.com/ja-jp/minecraft/creator/documents/functionsintroduction